無職でカードローンに申し込みをしても、審査に通ることはありません。カードローンには安定した収入が必要なのです。そこで手っ取り早い方法として、パートやアルバイトで働くという方法がありますが、他にも派遣に登録する方法もあります。
さっそく派遣の登録だけでカードローンに申し込めるのか、説明していきますね。利用条件に派遣社員でもOKとなっているところに派遣の登録だけで申し込めるのか、いくらの借入れまで申し込めるのか、しっかり見ていきましょう。
知っているとお得!派遣の登録だけで派遣社員になれる
派遣社員とは、雇用関係のある派遣元会社から、他の企業に派遣されて勤務する人のことを言います。
つまり、派遣社員になるには派遣元会社に登録する必要があるのです。
派遣元会社とは、俗にいう派遣会社ですね。派遣会社には以下の会社が有名ですよ。
- アデコ
- テンプスタッフ
- リクルートスタッフィング
- パソナ
- インテリジェンス
派遣会社から登録する派遣会社を決めると、電話やメールなどで登録会の予約をします。登録会では手ぶらでOKのところもあれば、履歴書・職務経歴書・印鑑・写真が必要となるところもあります。
そのため、登録会の予約時に持参物を確認する必要がありますね。無事、登録ができると派遣社員となります。派遣会社は、登録した人の希望する仕事の条件やスキルから、条件に沿った仕事を紹介しますので、すぐに仕事の紹介がある人もいれば、しばらく待たなければ仕事の紹介がない人もいます。
仕事の紹介があっても無くても、登録さえしていれば派遣社員となりますので、カードローンに申し込みは出来ますよ。
申し込めるかチェック!派遣OKの借入先
それでは、派遣OKの借入先を見ていきましょう。
アコムの場合
アコムで申し込めるのか調べると、派遣社員でもOKとなっています。主婦・学生・パート・アルバイト・派遣社員でも20歳以上の安定した収入と返済能力を有する方で、アコムの基準を満たす方であれば申込みOKなのです。
プロミスの場合
プロミスで申し込めるのか調べても、アルバイト・パート・派遣社員・契約社員・主婦・学生でも、現在仕事をしている方は審査のうえ契約できます。
千葉銀行カードローンの場合
千葉銀行カードローンでは、派遣・パート・アルバイト・専業主婦の方も申込可能となっています。派遣社員で働き始めて、年収が少ない…という不安があっても、借入希望額と年収のバランスで借入れの審査を行いますので、年収に比べて無理のない返済プランであれば審査に通ることができます。
静岡銀行カードローンの場合
静岡銀行カードローンでは、パート・アルバイト・派遣社員・主婦等の方も申込可能となっています。ただしパート・アルバイト・派遣社員・主婦等の方は上限50万円となっていますので、派遣社員で年収が高いという人でも高額な借入れはできませんね。
大手消費者金融も銀行カードローンもOK!
大手消費者金融であるアコムやプロミス、そして地方銀行カードローンである千葉銀行、静岡銀行を紹介しましたが、いずれも派遣社員でも申し込みOKとなっていますね。
つまり、派遣に登録だけで派遣社員となる事ができ派遣社員となれば、こういった大手消費者金融や銀行カードローンに申し込むことができるのです。
もちろん、派遣社員の収入を安定した収入と見なすところは多数ありますので、ここで紹介した金融機関以外にも借入可能なところはたくさんありますよ。
知っておきたい!派遣社員で申し込む時のポイント
派遣社員で申し込む時には、抑えておきたいポイントがあります。静岡銀行カードローンに派遣社員の場合の借入れ上限があるように、高額な申し込みをすると審査に通りにくくなります。
また、働き始めで収入証明書を提出したくない場合もありますよね。
そのため、収入証明書不要な金額で申し込みをすることがポイントですよ。
金融機関 | 収入証明書が必要となる借入金額 |
---|---|
アコム | 50万円を超える金額、他社と合わせて100万円を超える金額 |
プロミス | 50万円を超える金額、他社と合わせて100万円を超える金額 |
千葉銀行カードローン | 一切不要 |
静岡銀行カードローン | 300万円を超える金額 |
アコムやプロミスなどの消費者金融では貸金業法で収入証明書の提出についても決められていますので、共通の条件となっています。
銀行では独自の審査基準となっていますので、収入証明書の提出も各銀行によって異なります。また、静岡銀行では300万円を超える金額まで収入証明書の提出は不要となっていますが、派遣社員の場合は50万円が借入れ上限額となっていますので、借入希望額も50万円までとなりますね。
貸金業法とは
貸金業法とは、消費者金融などの貸金業者の業務等について定めている法律で、利用者が安心して借りられるように決めているルールとなります。
その法律の中で貸金業者が貸し付けをする時に、自社での融資額が50万円を超える場合、他社と合わせて100万円を超える場合は、以下の収入証明書の提出が義務付けられています。
- 源泉徴収票
- 所得証明書
- 支払調書
- 納税通知書
- 青色申告決算書
- 確定申告書
- 収支内訳書
- 年金証書
- 年金通知書
- 給与の支払明細書
収入証明書には上記が挙げられますが、各貸金業者によって指定されている場合もあります。そのため申込時には、確認しておくと安心ですよ。
派遣の登録だけでカードローンに申込む方法
もし、無職でカードローンの借入れができないという時には、派遣会社に登録するという方法もありなのです。派遣の登録方法も紹介しましたが、登録会に参加することで登録完了となるのです。
派遣会社の在籍確認
カードローンの審査には在籍確認もあります。在籍確認とは、勤務先へ電話をかけて在籍しているかどうかをチェックする審査となります。勤務先にウソをついていないか確認となります。
派遣社員の場合は、所属している派遣元会社に在籍確認の電話をします。
実際に派遣されて働いている勤務先ではありませんので、勤務中に電話がかかってくることはありません。
そのため、対応も派遣元のスタッフが電話にでることになります。そうすると、スタッフによっては派遣社員全員を覚えていないこともありますよね。多数登録している派遣社員を一人一人覚えておくことは難しいことです。まして一緒に働いていないので、ますます覚えにくいものです。
そこで派遣会社の場合、電話での在籍確認を断るところもあります。その代り、在籍証明書を発行してくれるのです。登録している派遣会社はどうなのか、在籍確認の方法を確認しておくと安心ですね。
借入先にも在籍確認は在籍証明書となることを伝えておくと、貸金業者も派遣会社もお互い手間が省けます。審査を長引かせないためにも、ひと手間かけておくと安心ですね。
派遣で申し込む
もともと派遣社員として1年以上勤務している場合は、安定継続した収入もあり、収入証明書も提出できますので、派遣社員OKのところであれば堂々と申し込むことができますね。