銀行系のカードローンに申し込みたいけど、審査が厳しいと聞いて不安…という人はかなり多いのではないでしょうか。確かに銀行系の審査は消費者金融などよりも厳しめとなっています。しかし、借り入れの基本的なことをあらかじめしっかりと押さえておけば、たとえ厳しい審査であっても受かりやすくなります。ここでは銀行系カードローンの審査に受かりやすくなるコツについてお話したいと思います。
一つは、申告する借り入れ額が収入に対して適切であるかどうかです。銀行系は消費者金融と違い、総量規制にひっかからないという利点があります。だからといって初めから自分の収入と釣り合わないような大きな金額を借りようとすると、いくら安定した収入があるとしても融資を断られてしまうことがあるのです。ですから、カードローンの審査を申込むときには借りる金額に十分気を付けましょう。余分に多く借りるのではなく、今必要な分だけを借りることが大切なのです。
それから、短い期間で複数の銀行系カードローンの審査を申し込みをすることはやめましょう。これは銀行系に限らず、消費者金融に関しても同様のことが言えます。お金を借りるにはある程度の信用が必要になってきます。信用できると銀行側が判断する基準は「期日までに借り入れ額の返済が行えるかどうか」という点を重視しています。
銀行側には、審査の申請をしてきた人の今までの借り入れの記録がすべて伝わるようになっています。そこで他の会社から複数の審査を申し込んでいるとわかれば「この人はちゃんと貸したお金を返してくれるだろうか」と不安を抱かせることに繋がります。そうなると審査に受かる可能性はだいぶ下がります。ですから、カードローン審査を無事通過したいのなら、できるだけ銀行は一つに絞った方がよいでしょう。
どうしても複数の銀行カードローンを利用したいのであれば、一つの銀行のカードローン審査を終えた後は、次の銀行へカードローン審査を申し込むまでに1ヶ月以上の間を空けるようにしてください。審査を申し込む時期が適度にずれていれば、短期間で立て続けに申し込むよりも審査に受かりやすくなるのです。
また、審査を無事通過した後も気を付ける必要があります。カードローンはとても便利です。しかし、その反面借り入れのしすぎで後々返済が追いつかなくなり、最悪自己破産する事態になるおそれも十分にあります。銀行系は返済の遅延や債務整理に関しても厳しいです。遅延などでブラックと認定された場合は、なんと5年から10年は借り入れができなくなってしまうのです。こんな事態にならないためにも、計画的なカードローンの利用法を考える必要があります。