いくつかのローン審査に通っている人でも、マイカーローンがくめないというケースはあります。ですが、なぜくめない状況になっているのか理解すると、マイカーローンがくめない問題が解決することもあるのです。
なので、今回はマイカーローン審査に通りやすくなる情報を案内しています。
マイカーローン審査が不安という方や、マイカーローン審査の仕組みが気になっている人は、良ければ記事を参考にされてからローン申込を行ってみてください。
信用情報に要注意！いつの間にか悪い評価が付くこともある
信用情報というものに悪い評価が付いている場合、マイカーローンがくめないということがあります。
ですが、何度申込みされてもマイカーローン審査がくめないという場合は、以下のような借入のトラブルがないかチェックしてみましょう。
- 返済の遅延が目立つ
- ローン契約の件数が多い
マイカーローンがくめない原因とされているもので、悪い評価が付きやすいものが上のトラブルです。
返済の遅延がカードローン、クレジットカードで目立つという場合も、マイカーローン審査と分けて判断されるわけではないので注意してください。つまり、返済の遅延がローン種類に関係なく見られる場合も、マイカーローン審査で落ちやすくなるのです。
次にローン契約の件数が多い状態にないかチェックしましょう。こちらをチェックせず、新しくローン契約を申込まれた場合もローン審査では悪い評価が付きやすいです。
その理由ですが、今では4件以上のローン契約が確認できる場合、大半の業者でローン審査を厳しく行っているからです。そのため、ローン契約の件数をチェックしてから申込を行ったほうが賢明と言えます。
これでバッチリ！信用情報の問題点を確認する方法
なにかと複雑なように感じる信用情報ですが、信用情報はプラスの評価も存在するので、こちらを意識しておくだけでも審査に通りやすくなります。
また、プラスの評価を得る方法は誰にでもできるような内容です。
以下について注意してローンを利用するだけで問題ないので、これからローン審査で有利になりたい人は、以下を参考にしてローンを利用してください。
- ローンを完済する
- ローンは少額で利用する
プラスの評価を多く得ていると、マイカーローンがくめないというトラブルも減っていきます。というのも、すでに案内したとおり信用情報にプラスの評価が記録されていくからです。
信用情報は金融機関だけでなく、信販会社などでも用いられる情報となっていますので、影響を与えるのはカードローン、クレジットカードだけではありません。
ローンを完済している場合、ローン契約の件数が減るためローン審査で通りやすくなります。ローンはわずかながらでも残っていると、契約の件数が加算される仕組みになっているので、このことにも注意しておいたほうが良いです。
次にローンは少額で利用していてもプラスの評価が付くようになっています。なので、信用情報を良くしたい場合は、無理に高額のローンを組まないでも良いのです。
返済可能な範囲で借りて、トラブルが発生しないように工夫するだけでも、マイカーローンがくめないという状態を避けることができます。
年齢も関係している！？年齢が評価されるのは30代以上？
カードローン、クレジットカードの場合は、年齢が若ければ若いほど評価される仕組みになっているため、20代、30代の男女が多く利用していることでも知られています。
なぜ、このような評価を行っているのかは不明です。以下のような審査基準が存在するため、あまり20代ではマイカーローン審査に通らないと考えられています。
- 信用情報が少ないため
- 車体価格が高いため
マイカーローンがくめないという原因を案内する際、信用情報の案内をさせていただきました。
信用情報にはプラス、マイナスの評価が存在するため、マイナスの評価が目立つようでは、審査に通りづらいという案内もさせていただきましたが、信用情報がまったく見られない場合は良い評価が付きにくいという仕組みにもなっています。
つまり、今までローンを利用されたことがない人は、借金がまったく無いので評価される・・・というわけではないのです。
信用情報を少しでも得ておくことを意識し、借金を安定して返済している状況になってから、マイカーローン審査に申込むことが大事でしょう。
それと、マイカーローン審査は現金払いで購入できない場合に利用されるため、借金額が通常の借金（カードローンなど）より高くなりやすいという特徴もあります。
人によっては頭金50万円で、200万円の自動車を購入したいという人もいるでしょう。
ですが、マイカーローン審査は100万円以上から厳しくなるため、ローン審査に通りたい場合は、100万円以内の自動車で審査を行ったほうが賢明です。
先ほどの頭金50万円で、200万円の自動車を購入というケースでは、よほどの信用がない限りマイカーローン審査に通ることはありません。
勤続年数も注意しよう！1ヶ月違うだけで評価が変わる
マイカーローン審査の申込で重要となるものは、なにも借金状況、ローンに関する信用情報だけではありません。
人によっては、現在の勤続年数をチェックされることもあるので注意してください。
なぜ、勤続年数もチェックされるのか？というと、以下のような理由があるためチェックされるようになっています。
- 勤続年数は1年以上から評価されやすいため
- 収入の安定度を推し量るため
勤続年数は1ヶ月でも長いほうが評価されます。そのため、11ヶ月と12ヶ月ではまったく違う評価が下されることもあるので、なるべく1年以上を目安にして勤続年数を記入されたほうが良いです。
マイカーローン審査を申込む場合、金融機関、信販会社を通じて審査を受けることが多いでしょう。しかし、これらの業者では勤続年数が1年未満の場合に厳しい審査を行うことが多いです。
なぜ、このような審査を行っているのか？というと、1年以内で仕事を辞職されるという人もおられるからです。逆に1年以上で勤続されている人の場合、2年、3年と長続きする人が多いとされています。
これは収入の安定度にも直結します。いきなり仕事を辞職されてしまう人では安定した収入を得られませんので、なるべく1年以上で勤続されている人のほうが評価しやすいと判断されるのです。
雇用形態も重要！正社員が最も雇用形態で評価される
マイカーローン審査は雇用形態もチェックしていますので、雇用形態の評価も意識して申込んだほうが良いでしょう。
高い評価を受けやすいのは正社員です。逆に非正規雇用では低い評価を受けてしまいます。
なぜ、このような違いが発生するのか？というと、非正規雇用では安定した就職状況となるかが不明瞭だからです。
統計においても、正規雇用であれば5年以上の勤続が多く、非正規雇用では1年～2年の間で転職されている人が多くいるため、中々、非正規雇用では高い評価が付きません。
非正規雇用についてですが、主に以下のような職業で勤務されている場合、非正規雇用として低い評価が付きやすいという状況です。
- 派遣社員
- 契約社員
- アルバイト
- パート
転勤・引越しも大事！こんな些末なこともチェックされる
信用情報は、お金の借入に関する情報のみ記録されるわけではありいません。
転職や引越しに関する情報など、些末な情報なども記録されるようになっています。
なぜ、このような情報も記録されていくのか？というと、以下のような形でローン審査上で利用される情報だからです。
- 転勤が目立つ場合は収入の増減も目立つ
- 引越しが目立つ場合は生活が不安定となりやすい
転勤というのは栄転であれば収入の増加も見込めるため、そのような情報が記録されているようであれば、ローン審査上でも高く評価されます。
しかし、人によっては転勤が目立つ職種で勤務されているため、どうしても転勤が多くなりやすい・・・というケースもあるのです。
このようなケースでは、一般の人と比較して高い収入を得られないこともあります。人によっては、度重なる転勤のため転職を考える人も出てくるでしょう。
このように転勤といっても栄転、不安定な転勤などが存在するため、そのような情報が見られる場合は審査時にチェックされるのです。
引越しについては、高い評価が付きにくくなるという問題点があります。引越しが多い時点で悪い評価が付いている可能性が高い・・・と思っておきましょう。
引越しは引越しにかかる費用だけでなく、新生活のために日用品などを購入しなくてはいけなくなるため、生活が不安定なのでは？と思われやすいのです。
なので、引越しがこれから多くなりそうという場合、先にマイカーローン審査に申込んでおいたほうが賢明でしょう。
いくらまで借りられる？マイカーローン審査の審査基準
マイカーローン審査の申込前にチェックされる人もおられるかと存じますが、マイカーローン審査であればいくらまで借りられるのかは不明となっています。
また、このような情報について業者に尋ねたとしても正確な情報は教えてもらえない仕組みになっています。
ですが、以下のような大まかな計算を行うことは可能なので、マイカーローン審査の審査基準が気になる人は、良ければ以下を参考にして計算を行ってみてください。
- 借金は年収の3分の1まで借金できる
- 長期期間の返済ほど審査が甘くなりやすい
マイカーローンがくめないという場合、もしかするとすでに年収の3分の1以上でお金を借りているのかも知れません。
例えば、年収300万円の場合は100万円が限度となります。100万円の自動車に対してローンを組む場合、すでにカードローンなどで10万円前後のお金を使っていないかチェックしてみましょう。
それと、長期期間の返済ほど審査が甘くなりやすいことも知っておいたほうが良いです。
これはマイカーローンだけでなく、カードローン、クレジットカードにも言えることなのですが、借金というのはなるべく安定して長く使ってくれる人ほど評価されます。
なので、1年で返済可能な場合でもマイカーローン審査を申込む場合は、3年以上で返済期間を記入されると良いでしょう。
マイカーローンの場合、長くても5年以内というケースが多いので、無理に5年以上を意識しなくても問題ありません。また、ボーナス期には多く返済できそうなことを伝えておくと、さらにマイカーローン審査で通りやすくなります。
審査の裏ワザ！保証人ありのほうが審査で評価される？
一度でもマイカーローン審査に申込んだことがある人であれば、マイカーローン審査は、保証人不要で申し込めることも知られているかと存じます。
ですが、業者の心情としては保証人ありのほうが評価しやすいというのも事実です。
なので、もしマイカーローンがくめないで困っているという場合は、マイカーローン審査の申込前に保証人ありで申し込めることを伝えておきましょう。
審査に通りやすくなるだけでなく以下のようなメリットまであるので、可能であれば保証人ありで審査を受けたほうが賢明です。
- 金利が安くなる
- 長期借入が認められやすい
マイカーローンがくめないという場合、なんとかマイカーローン審査に通ったとしても、高い金利で短期の返済のみに応じてくれるというケースが多いです。
業者としてもあまり信用はしていないため、保証人無しでは高い評価が付くこともないでしょう。
しかし、保証人ありでマイカーローン審査に通ると、その後、金利が安くなることもあれば、長期の借入について相談してもらえることまであります。
安心してお金を貸せる相手と判断しているため、このような相談を業者のほうから持ちかけてくれるのです。損が発生するようなものではありませんので、このような相談を持ちかけられた際は快くそのサービスを受けたほうが賢明です。
このような情報は信用情報にも記録されます。つまり、マイカーローン審査の審査に通った後、他のローン審査でも通りやすくなることまであるのです。
