カードローンを利用する前には、必ず審査を受けることになります。カードローンの審査は、みなさんが安全にお金を借りるために行われるものなので、無審査で借り入れできるということはありません。
また、カードローンの審査は大きく2つに分けられているという特徴もあります。それが「仮審査」と「本審査」です。この仮審査と本審査にはどのような違いがあるのかご存知ですか?
ここではカードローンの仮審査と本審査の特徴を説明しながら、何が違うのか詳しくお話ししていきたいと思います。これからカードローン審査を受けるみなさんはしっかりチェックしてくださいね!
申し込み前に知っておきたい!仮審査の役割
カードローンには仮審査と本審査がありますが、両者はどのような違いがあるのか、まずは申し込み前に知っておきましょう。実際に審査を受ける前に知っておくことで、より安心してカードローンが利用できます。
ここからは仮審査の役割についてご紹介していきますので、カードローンの仮審査とはどのようなものなのか、どのような役割を果たしているのか、よく理解しておきましょう。
不安な時は仮審査から受けてみて
まずカードローンの「仮審査」ですが、こちらは「仮」ということで、もしみなさんがこの審査に通ることができてもすぐにカードローンを利用できるようになるわけではありません。
審査であることは間違いないのですが、仮審査はカードローンの契約に直接関わる審査ではないんですね。
言わば、カードローンの仮審査は「カードローンを利用できるかどうかをチェックするための審査」というわけです。
みなさんは仮審査を受けることによって、自分がカードローンを利用できるかどうかを前もって確認することができるので、
- カードローンを使いたいけど大丈夫かな?
- 初めてだから審査が心配…
- カードローンの契約ができなかったらどうしよう!
このような不安を抱えている時は、まず仮審査を受けてみることをおすすめします。
仮審査でチェックされるポイント
カードローンの仮審査は誰でもすぐに受けられるので、怖がる必要もありません。
カードローン会社のサイトをよく見てみると、「借り入れ診断」や「○秒診断」というサービスがありますよね。これがカードローンの仮審査です。
こうした仮審査のサービスでは、主に以下のポイントがチェックされます。これらのポイントが審査条件となっているので、条件を満たしていれば、仮審査に通ることができるのです。
- 年齢
- 年収
- 他社の借り入れ金額
- 他社の借り入れ件数
カードローンには必ず年齢制限があります。下限は満20歳であることがほとんどで、未成年者の借り入れはできません。上限に関してはカードローン会社ごとに異なっているので、貸付条件などもあらかじめ確認しておきましょう。
その他、他社でいくら借り入れしているか、何社で同時に借り入れしているか、というポイントもチェックされますので、嘘をつかず正直に入力してください。
契約できるかどうかが決まる!カードローンの本審査
それでは、カードローンの本審査はどのような内容の審査になっているのでしょうか?仮審査は誰でも受けられる簡易的な審査なのに対して、本審査はカードローンの契約に深く関わってくる審査になります。
ここからはカードローンの本審査について詳しく見ていくことにしましょう。仮審査がクリアできたみなさんは、ぜひご参考にしてみてくださいね。
申し込みをしてからが本番!
カードローンの仮審査はサイトから簡単に受けられましたが、カードローンの本審査に関しては、実際に申し込みをしてから受けることになります。
申し込みについてはネットからでも電話からでも良いですし、店舗で直接申し込みをしても構いません。本審査が行われるのはその後なので、申し込みをしてからが本番というわけです。
仮審査はあくまでもリハーサルで、申し込み手続きをして本審査を受けなければカードローンの契約には繋がらないということをよく理解しておいてください。
より細かくなる本審査のチェックポイント
カードローンの申し込み後、みなさんは本審査ということで以下のような様々なポイントをチェックされることになります。あらかじめ確認しておきましょう。
- 年齢や年収
- 他社の借り入れ金額や借り入れ件数
- 本人確認をするための身分証明書
- 収入状況を確認するための収入証明書
- 実際に仕事をしているかどうかの在籍確認
仮審査でチェックされるポイントの他、身分証明書や収入証明書によってより詳しい審査が行われることが分かりますね。
仮審査では提示を求められることはありませんが、本審査では以下のような身分証明書を提示することが必須事項となっています。準備した上で申し込みをしましょう。
- 運転免許証
- 健康保険証
- パスポート
また、高額の借り入れを希望する場合には収入状況を確認できる収入証明書の提示も求められます。収入証明書として使えるのは以下のような書類です。
- 給与明細書
- 源泉徴収票
- 確定申告書
身分証明書も収入証明書も最新のものを準備しておいてください。更新されていない有効期限切れの免許証や数年前の収入証明書では、正しい審査をすることができませんからね。
安全な借り入れのための「在籍確認」
その他、カードローンの本審査ではみなさんの職場に電話をかける「在籍確認」も行われます。
- 職場に在籍しているかを確認する
- 安全のため本審査の一貫として行われている
- カードローン会社は社名を名乗らないので安心
「職場にまで電話がかかってくるなんて嫌だ!」と思う方も多いかもしれませんが、カードローン会社は社名を名乗って電話をかけてくるわけではありません。
在籍確認で問題がなければ、そのままカードローンの契約手続きに向かいます。無事契約できたら、カードローンを利用できるようになりますよ。
すぐに借りたい人必見!仮審査と本審査のマメ知識
このように、カードローンの本審査は直接契約に関わってきますので、本審査を受けないことにはカードローンは利用できない、ということをよく覚えておきましょうね。
また、カードローンの仮審査に関しては、実は受けなくても大丈夫な場合もあります。仮審査を受けなくても、一発で本審査に受かるケースもあるんですよ。
仮審査は受けなくてもいい?
カードローン会社のサイトで受けられる「借り入れ診断」などの仮審査は、絶対に受けなければならない審査ではありません。
本審査については、カードローンを契約するために必ず受けなければなりませんが、仮審査は受けても受けなくてもどちらでもOKです。
あくまでも仮審査ですので、カードローンを使うことができるのか不安な場合には本審査前のリハーサルとして受けてみてください。もし不安なことがなければ、カードローンの申し込みをして本審査を受けて大丈夫です。
一発で本審査に受かるケースも
カードローンを利用するみなさんの中には、
- 今すぐカードローンを作りたい!
- 本審査に通る自信がある!
- カードローン契約に不安はない!
という方々もいらっしゃいますよね。そのような場合には、仮審査を受けずに最初から本審査を受けてしまいましょう。
仮審査の結果に関わらず、一発で本審査に受かるケースも少なくありません。
仮審査も本審査も同じ審査であることに変わりはありませんが、仮審査よりも本審査の結果を重視するようにしましょう。
本審査をクリアすることを目標に
このようにカードローンの審査では、仮審査ではなく本審査の結果次第で「カードローンを利用できるか、利用できないか」が決まります。重要なのは本審査なんです。
もし仮審査に通ることができても、本審査に通ることができない限りカードローンを利用することはできないので、その点はしっかり理解しておきましょうね。