個人事業主は借り難い？！銀行やノンバンクの現状調査

個人事業主の銀行からの借り入れ、正直、審査が厳しく難しいと考えている人が多いのではないでしょうか。

しかしお金は事業資金に必要な時もあったら、自分の生活の為に足しにしたいという時もありますので、なんとかして借り入れをしたいと思っている人も沢山存在します。

個人事業主は自営業ということになりますので、貸付実績のある金融会社から借り入れするのが１番だと言えるでしょう。しかし、自営業であっても貸付を行っている金融会社というのは本当に存在するのでしょうか。

出来れば銀行のような金利の安い金融会社に借り入れ出来るのが理想ですよね。

その辺りについて調べてみましたので、最後までお読みください。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

働いているのに借り難いのは何故？…個人事業主の問題点

一生懸命働いている人に対して銀行や消費者金融はお金を貸そうとしますよね。

収入があるということはお金を借りてもきちんと返済するめどが立つ…という考え方ができるので比較的簡単に融資ができるわけですが、一生懸命働いていて、収入があるのにもかかわらず、個人事業主に対しては審査が厳しいというのが定説なんですよね。

まずキャッシング機能やカードローン機能を簡単に利用したいと思って、クレジットカードを申し込む人がとても多いと思いますが、自営業の方々が申し込んでも審査に落とされてしまうといったパターンが結構あるんです。

ちょっとしたお金を手っ取り早く借りたりするのにクレジットカードはとても役に立つのですが、審査に落とされてしまったらカードを所持することはできません。クレジットカードが持てないとなると今の世の中、かなり不便であることは間違いないでしょう。

個人事業主への融資を積極的に行っている金融会社に注目！

それではなぜ個人事業主は審査に落とされてしまうのでしょうか。

実は個人事業主の場合は「収入があっても不安定」いう見解があるんです。

例えば1月はとても黒字になったとしても、2月になったら赤字に転落してしまう可能性が辞めないと判断されてしまうと、お金を貸したとしても返済することが容易ではなくなり、金融会社はそれが想定できると審査に落としてしまいます。

それならば一体どのようにすればよいのか…金融会社の中には個人事業主への融資を得意としている金融会社もあるんです。うちの会社は事業主様への融資も積極的に行ってますなどというフレーズがある金融会社に注目してみると良いでしょう。

借りられても限度額が少ない？！個人事業主への融資の実情

さて、積極的に個人事業主に融資を行っている金融会社もあるという話をしましたが実際のところ、銀行などにも利用用途自由なフリーカードローンというものがたくさん存在します。

収入が安定している会社員に比べて審査の可決率は低いのは否めませんが、可決をしても限度額が低く設定されている可能性があります。

すでに個人事業として安定して、何年も経過しているような場合であるのならば、銀行側が要求する書類を提出することによってお金を多く借りられる可能性がありますが、まだまだ個人事業として不安定な状態でお金を借りたいと思った時は、お金を借りることに成功しても、限度額が普通の会社員の契約と比べて低く、満足できないかもしれません。

ただし、これらも審査の上で成り立つ結果ですので、案外申し込んでみたら、すんなりと審査に通る場合もあるんですよ。事業の将来性などを見越して、審査可決される場合もあるという話もありますし、本当の審査結果に関しては申し込んだ金融会社によってかなり差があるかもしれません。

柔和で誰でも申し込めそうな書き方でも審査は厳しい可能性あり！

銀行のホームページなどを見ていたらフリーローンの部分に、個人の事業主資金としてはご利用いただけませんと書いてある会社もありますし、事業主資金として使っていただいても構いませんと書かれている場合もあります。

これらを見ると本当に金融会社によって考え方はバラバラなのだなと感じます。

ただ、誤解がないようにしなければならないことがあります。

事業資金として使っていただいても構いませんというような、柔和な書き方をされていたとしてもいざ審査となったら、厳しいかもしれないという認識は持っておいた方が良いでしょう。

金利が高いのは困る！個人事業主向けのローン金利は安い？

会社員に比べて色々と制約が多い個人事業主ローン、金利が気になりませんか。

お金を借りたら必ず返済というものがありますので、正直、金利が安くないと返済に困る場合も出てくるわけです。特に審査が可決して、予想より多めにお金を借りられた場合、金利が高いと返済にも時間がかかりますし、なかなか元金が減らないなんてことが予想されると思います。

しかし、たくさん借りたが故に結局最後まで払うことができずに、破産なんてことも考えられますので、金利は疎かにしてはいけません。

銀行からの貸し付けが１番金利は安いのですが、なかなか審査が可決されないとなると、銀行よりかは幾分、審査がまだ緩いと言われている消費者金融系や信販会社系の事業主ローンに申し込む事になるでしょう。

やはり銀行以外から借りると金利が高くなるのは否めない！

確かに金融会社によってある程度の金利の差があるかもしれません。

しかし、銀行の貸付よりかはどうしても高くなると考えていた方が良いでしょう。

事業をするにあたって資金繰りに困ったり、日々の生活のお金の足しにするために借り入れをするのに、金利がどうしても高いとそれが負担になってしまい、苦痛になってしまったら全く意味がありません。

事業をしていくにあたって、これから先の見通しもそれなりに考えて、本当に返済できるかどうかをきちんと考えた上で借り入れを計画しなくては取り返しの付かない事になる可能性もあります。

まとめ・事業主は審査が厳しいが、申し込むのは個人の自由

事業主はどうしても、収入が安定していない分、審査に対して厳しいのですが、しかしそれも冒頭の方でお話しましたが、申し込んでみなければわからないというのも事実です。つまりは、申し込むのは個人事業主の自由なんです。それで審査可決したらラッキーで後は淡々と返済を繰り返していくだけですし、審査に落ちてしまったら他の金融会社を探すか、なんとかして凌いで行くかのどちらかしかありません。

どうしても審査に落ちる事ばかりを考えがちではあるのですが、審査に可決する可能性だって否定出来ないのもこれまた、事実です。

今回のまとめとして下記に改めて記しておきますので、参考にしてください。

インターネットの評判も参考に！

どうしても迷ってしまい、なかなか決断できない時は是非、インターネットでの金融掲示板を利用してください。

金融掲示板の中には事業主でお金を借り入れた人、または審査に落ちてしまった人の書き込みがあります。どこの金融会社に申し込んで可決したのかなど、参考になる体験談などを見ることが出来るでしょう。

自分自身とその書き込み内容を総て重ね合わせる事は出来ませんが、自分とよく似た感じである内容があるのならば、申し込むにあたって、参考に出来る可能性があります。

総ての内容を完全に信じてしまって気持ちがはやり、いきなり申し込むのはいけませんが、じっくりとそれらも参考にした上、借りたいと思った会社のホームページもしっかり参照して決断すると良いでしょう。

大切なのは、自分が納得してから申し込むこと！特に借り入れする金額が大きければ大きいほど、じっくりと検討する必要がありますよ。後悔しないようにしてくださいね。