車ローンの審査を受ける時に、カードローン利用が影響して審査に落ちるケースがあります。ここではカードローンと車ローンの関係性について詳しくお話ししていくことにしましょう。
カードローンを利用している場合、少額であっても借り入れをしていることになりますので、車ローンなどの高額ローンの審査に影響することがあるのです。その他にも車ローン審査に落ちる原因はありますので、併せてご紹介しておきましょう。
車ローンを契約するすべての方に当てはまる問題ではありませんが、現在カードローンを契約しているみなさん、実際に借り入れをしているみなさんは十分にご注意くださいね。
どんな条件があるの？一般的な車ローンの審査
車ローンの審査は、一般的なカードローンなどと比べると厳しくなっている傾向が強く、人によっては審査に落ちてしまうケースもあるんですね。カードローンにももちろん審査はありますし、必ず審査に通るとは限りません。
けれども、車ローンはカードローンに比べると契約額が高額になることが多いため、その分だけ審査も厳しくなっているのです。まずは車ローンの審査について詳しくお話ししていきましょう。
車ローンの年齢制限をチェック！
車ローンの審査に通るためには、以下のようなポイントにしっかり目を向けておくことが大切です。
- 年齢が満20歳以上であるか
- 安定収入があるか
- 他社で借り入れをしていないか
こちらは車ローン審査に通るための最低限の条件です。
まず年齢については一般的に満20歳以上の成人しか認められていませんので、未成年者は車ローンの審査に通ることが難しくなります。
収入が不安定な場合は注意を
続いてチェックしておきたいのが「安定収入」です。みなさんは今現在、仕事をしているでしょうか？その仕事によって安定した収入を得ることができているでしょうか？
もし収入が安定しておらず、不安定な傾向が見られる場合、車ローンを利用できる可能性が低くなるのでご注意くださいね。
まずはみなさん自身の収入面から見て「車ローンの返済は可能か？」というポイントからしっかり考えておきましょう。車ローンに申込みをするのはそれからです。
車ローン審査と関係性がある？カードローンの借り入れ
そして最後の「他社で借り入れをしていないか」という条件ですが、実はここにカードローンが関係してくるんですね。
ここからはカードローンと車ローンの関係性についてお話ししていきたいと思います。
もし今現在カードローンを利用していて、これから車ローンを契約しようとしている場合、カードローンでの借り入れが影響して車ローン審査に落ちる恐れがあります。あらかじめご注意ください。
カードローンを完済することが先！
カードローンで借りている金額にもよるのですが、車ローンは高額の借り入れになります。高額ローンの返済に影響する金額を借りている場合、カードローン契約が悪影響となって、車ローンの審査に落ちてしまうことがあるんです。
車ローンを契約したいなら、まずは現在利用しているカードローンを完済することを目標にしてみるといいでしょう。
カードローンを利用していても完済することができていれば、返済能力がある利用者と見てもらえる可能性がありますからね。車ローンの申込みより先に、カードローンの完済を第一に考えてみてください。
金融トラブルは車ローン審査の妨げに
ただし、既にカードローンを利用したことによって何らかのトラブルが起きている場合は、車ローンの審査に通ることはまず難しいでしょう。以下のような状況である場合は要注意です。
- カードローンの返済を延滞している
- 複数のカードローンで同時に借りている
- 金融ブラックになっている
返済を延滞することはもちろん、複数のカードローンを利用している場合も返済能力がない、と判断されることが多いですね。金融ブラックである場合は問題外です。
金融ブラックになっている場合は、車ローンはもちろんカードローンを利用することもできません。これがルールなので、よく理解しておきましょう。
車ローンなどの高額サービスを利用する上で、金融トラブルがあることは大きな妨げになります。
他にも原因はある？車ローン審査に落ちるケース
「車ローンの審査に落ちた…じゃあ他の車ローンの審査を受けてみよう！」という方も多いかもしれませんが、一度車ローンの審査に落ちたという結果があるので、現状では車を購入できる状況ではないということになります。
カードローンが関係して車ローン審査に落ちることもあれば、他の原因が影響して車ローンを利用できないケースもあります。ここからはその他に考えられる車ローン審査に落ちる原因についてお話ししていきましょう。
専業主婦は配偶者名義なら契約可能に
まずは極端な例ですが、無職・無収入などの場合は車ローンの審査に通ることはできません。仕事もしていない、収入も無い、という状況ですから、車ローンを契約することは不可能です。
たとえば、専業主婦のみなさんなどは車ローンを契約することはできません。ご自身は無職・無収入の状態なので、契約はできないのです。
先にもお話ししたとおり、車ローンにしてもカードローンにしても、審査に通るためには安定収入があることが必要不可欠となっています。収入面に問題があると判断されれば、審査には落ちてしまいます。
車ローン審査に影響する「勤続年数」
また、車ローン審査を受ける上では、収入面はもちろん「勤続年数」にも注目しておいた方が良いでしょう。
- 同じ職場で働いている期間のこと
- 勤続年数が長い場合は審査に通る可能性も高くなる
- 仕事を始めたばかりの場合は審査に落ちる恐れが
車ローンの契約をする際には、安定収入があることはもちろん、同じ職場で長く働いていることも審査条件としてチェックされます。
もしみなさんが現在の職場でまだ働き始めたばかりである場合、勤続年数が１年に満たない場合などは、車ローン審査に落ちる原因になるのでご注意くださいね。収入を安定させることはもちろん、長く働くことも目標にしてみましょう。
車ローン審査は契約者としての信頼性が重要に
以上でお話ししてきたように、車ローンとカードローンには審査の上で関係性があることが分かりましたね。現在カードローンを利用しているみなさんは、借りているお金を完済することを第一に考えてください。
車ローンを契約するには、返済能力があるかどうか、契約者としての信頼性があるかどうかが重視されます。自分自身の信頼性のためにも、車ローンの申込みをする前にしっかり準備を整えておきましょう。
