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カードローン複数申込みは危険!審査で不利になる要素を解説

カードローンを絶対利用したい!どうしても利用しなきゃ厳しい!そう思ったらどのような対策を取りますか?とりあえず手当り次第申し込んでみて審査に通るところを探す、そう考えてしまう人もいるかもしれません。

しかし!カードローンの複数申込みは審査で不利になり、かえってカードローンを利用することが難しくなってしまうリスクがあるということは知っていなければいけません。カードローンの複数申込みは危険です!審査で不利になる要素を覚えておきましょう。

信用情報に問題があれば不利!?

カードローンの審査は様々な情報をチェックして行われるわけですが、その中でも重要な要素となっているのが申込み者の信用情報です。信用情報も様々な情報で構成されているので、ここをチェックすれば申込み者の大体の情報を把握できるのです。

信用情報に登録されている情報を紹介しておきましょう。

  • クレジットカード、ローンの取引状況、契約内容
  • クレジットカード、ローンの返済・支払い状況
  • 勤務先・年収
  • 住宅情報

このような情報が登録されているのです。クレジットカード、ローンをすでに複数利用しているようであれば返済、支払いの金額が負担になっている可能性が出てきます。年収が少ない、勤務先が不安定であるといったことがあっても審査では不利になってきます。

信用情報を見れば、申込み者にお金を貸してもしっかり返済してくれるかどうか、返済能力に不安がないかどうかをチェックすることが可能となるわけですね。信用情報に問題がない事は審査に通るため最低限必要なことであると言えるのです。

ちなみに、住宅情報では家族構成や借家・持ち家かどうかが登録されています。審査で大きく不利になる要素があるわけではありませんが、一般的に持ち家の方が信用が高くなる、同居家族がいる方が信用が高くなる傾向にあります。信

信用が高くなれば高い限度額になる可能性がありますから、いかにカードローン会社の信用を得るために問題の無い信用情報であるということが重要となっているのです。

信用情報は申込み者の返済能力を判断するための重要な材料
信用情報に問題がないことが審査に通るための条件になると言える

複数申込みでブラックに!?

信用情報に問題が無い事が審査に通るために必要であるという事はお伝えしました。信用情報には、クレジットカードやローンの利用状況が登録されているわけですが、返済や支払いで問題を起こしてればブラックという扱いになる場合があります。

ブラック情報は最長10年間登録されることになります。新規ローン申込み時の審査では、当然ブラックであることが審査側に知られてしまうわけですから大きく不利になってくるわけです。このブラック、ただ返済や支払い遅れで登録されるだけではありません。

実は、カードローンの複数申込みをしただけでブラックとして登録されてしまう場合があるのです。これが申込みブラックです。カードローンを申込むと、申込んだ日時が登録されます。これは審査時、信用情報をチェックすることで知ることが出来る情報です。

つまり、短期間に複数のカードローンを申込んでいることを知られてしまうわけですね。それだけ金銭的に困っている状況である、複数社申込みをしてすでに何社か断られてしまっているのではないか、こういったマイナスイメージが生じる為、審査で不利になってしまうわけです。

カードローンを複数申込むことはブラック扱いになって審査に通らなくなる可能性がある
カードローンを申込む際は1社ずつ期間を空けて申込みをするようにしておきたい

ブラックが登録される要因

申込みブラック以外では、延滞や債務整理がブラック登録の要因として知られています。延滞は何か月以上がNGなのか、債務整理はどのようなものがあるのか、チェックしておきましょう。

まず、延滞は2・3日程度であれば問題ありません。うっかり忘れ、というのは結構あるもので、すぐに返済すれば問題ないのです。返済日に遅れてしまったことに気づいたら、速やかにカードローン会社に連絡をして遅延損害金と合わせて返済するようにしましょう。

ただ、数日の遅延が問題ないからといって頻繁に返済日遅れをするようではいけません。信用が低くなり、カードローンの契約更新が行われない、または限度額が下がってしまうと言った可能性があるのです。返済日に返済金額をしっかり返済する、これは守るようにしておきましょう。

ブラック扱いされるのは3か月以上延滞してしまった場合であると言われています。3か月以上の延滞をすればブラック扱いとなり、その情報が5年もしくは10年程度残る可能性があるので注意しておきたいところです。

また、債務整理は4つあるということは知っているでしょうか。債務整理=自己破産であるとイメージする人もいるかもしれませんが、4つそれぞれの方法によって返済すべき借金の金額を減額することが可能となっているのです。4つの債務整理の特徴を押さえておきましょう。

債務整理方法 返済額、減額される金額 特徴
自己破産 債務がゼロになる 資産がある場合は差し押さえられる
任意整理 専門家が話し合うことで
借金減額や分割払いを要求
過払い金請求による返済金額減額も任意整理の1つ
個人民事再生 3年程度で返済可能な金額に減額 持ち家等の資産を処分する必要がない
特定調停 話し合いで減額を要求 債務者本人が行える方法
しかし専門知識がなければ要求成立は難しい

どの方法でも今ある借金の総額を減らすことが可能です。手続きが終了すれば今よりも状況は良くなることでしょう。しかし、債務整理をすると基本的にブラック扱いとなるのです。そのリスクはしっかりと把握しておきたいですね。

申込み情報は6か月で削除される

カードローンやクレジットカードを申込んだというだけの情報、いつまでも保持されているわけではありません。基本的には申込みから6か月経過すれば情報が削除されることになっています。申込みブラックを避けたいという事であれば、情報が削除された6か月後に再度他社の申込みを行うということが望ましいわけです。

ただ、そうは言ってもカードローンを利用するために1社落ちるたびに6か月の期間あけていられない、そういう人も少なくないでしょう。申込みブラックになってしまう条件は次の2つです。

  • 短期間に複数の申込みをした
  • 多重申込みをした

同時に複数の申込み、つまり多重申込みをするような人は信用に欠けるという判断になってしまうわけですが、この複数が何社からNGなのかということはカードローン会社によって判断が分かれるところです。ですから、2社でNGなのか3社でNGなのかは分からないのです。

また、1社1社申込んで行っても、その申込みが短期間の間に行われていればやはり信用に欠けると言った判断がされてしまいます。一般的に、1か月の間で複数社申込みをするとNGになる傾向があるようですから、次の申込みまで最低でも1か月は空けておくようにしておきたいですね。

審査に通るには信用が重要

カードローンの審査に通るために必要なのは信用です。カードローンの審査に通って得られる限度額、これは与信と呼ばれ信用によって与えられたものなのです。信用できるかどうか、それを判断するために行われるのが審査であるという事ですね。

審査では信用情報はチェックされますが、記載された勤務先が本当か確認する在籍確認も行われます。記載された氏名、住所、年収が確かかどうか、身分証明書や収入証明書を提出することもあります。

全て、正直に申告するようにしておきましょう。虚偽の申告が判明すれば当然信用することが出来なくなってしまいます。多少自分で不安に感じる要素があったとしても、正直に申告し、審査の判断を待つようにしたいですね。

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