自動車を購入する時には、マイカーローンを利用されると思いますが、どのローン会社を選べばよいのか迷いますよね。マイカーローンに影響するカードローンのこと、また有利なカードローンについてお話しします。
車購入におすすめのカードローンについていろいろとお話ししてみましょう。カードローンと同時に車購入予定でローンを検討されている方、どのような業者を選べばよいのか迷っている方、ぜひ参考にして下さいね。
マイカーローンとカードローンのかかわりについて
車を購入する時は低金利設定の銀行での自動車ローンを利用される人が多いでしょう。自動車購入の場合は車購入の為の目的別のローンの方がより低金利での借入が出来るからですね。
以前はマイカーローンの審査にカードローンでの借入が影響するといわれていたのですが、最近ではマイカーローンを利用する銀行でカードローンの申込みを勧誘することも増えています。
当然ですがこれは審査状況で充分に返済能力ありと見極められた場合のみです。
知っておきたいマイカーローンでの返済比率のこと
マイカーローンに申込む前に知っておきたいのは年収に対しての返済比率のことです。返済比率というのは年収に対して、年間どれだけのローン返済があるかという比率です。
この返済比率を頭に置きながら購入自動車の価格を決定することが必要ですね。
審査で許容範囲とされる返済比率は25%~35%となっているので上記の場合の返済比率は許容範囲内ということになります。本来なら20%台が望ましいのですが、審査で属性や信用情報に問題がなければ借入は可能となるでしょう。
マイカーローンの審査をクリアする為にはこのポイントを押さえよう!
- 取引のある銀行を選んでいるか
- 返済比率は範囲を超えていないか
- 自動振替や自動引落の支払はしっかりされているか
他のローン返済を含めて、年収に対する返済比率を計算して、出来るだけ25%くらいに抑えるようにすると審査もクリアしやすくなります。
もちろん取引銀行の場合は自動引落で残高不足での振替不能などがあると信頼関係は築けません。期日までの入金はしっかりと行いましょう。
カードローンも車の購入も両方お得!
前の項目で取引銀行を選ぶことが審査に受かるポイントとお話ししました。次に取引の中に住宅ローンやカードローンが含まれているとよりお得にマイカーローンを申込める場合があることをお話ししましょう。
銀行の場合、ローンの金利が取引状況によってより低く利用できる場合があります。一例を挙げてみましょう。
A銀行 | |
---|---|
自動車ローンのみ | 年利2.9% |
住宅ローンあり | 年利1.7% |
給与振込カードローン | 年利2.4% |
あくまでも一例ですが、取引状況によって金利設定がずいぶん違ってきます。銀行でのマイカーローンならこれを利用しない手はありませんよね。住宅ローンを利用しているのならマイカーローンもその銀行に申込むと有利ですよ。
車購入のローン会社はこうして選ぼう
特に銀行での取引は無いし、ディーラーでそのままローンを組む方がらくだから、と購入した自動車ディーラーでの自動車ローンを利用する人もいます。ディーラーでのローンは審査に通りやすいというメリットはありますが、やはり金利面ではかなり高い設定となってしまいます。
それでは各自動車ローンでどのくらいの返済総額の差が出るのか、実際にシミュレーションしてみましょう。200万円の自動車を購入した場合を例にとります。あくまでも例としての金利設定ですが大まかな違いは分かっていただけると思います。
実質年率 | 返済総額 | 利息額 | |
---|---|---|---|
ディーラー | 7.8% | 2,421,695円 | 421,695円 |
メガバンク | 2.4%(優遇利用) | 2,124,395円 | 124,395円 |
信用金庫など | 2.1%(優遇金利) | 2,108,585円 | 108,585円 |
消費者金融 | 15%(上限金利) | 2,854,780円 | 854,780円 |
いかがですか?金利の違いが最終的に大きな返済額の差になることがお分かりいただけると思います。信用金庫や地方銀行では地域密着ということもあり、より金利が優遇される場合もあるので、各窓口で確認されると良いでしょう。
審査に通りやすいことをメインに考えるならディーラーや消費者金融が良いでしょう。消費者金融ではマイカーローンは総量規制例外となります。
金利は審査結果によりかなりの幅がありますよ。例では上限利息となっていますが、ディーラーの金利より低くなる可能性もあります。
またディーラーでローンを利用した場合には後々の点検や車検費用がサービスの対象になっていることがあり、その分お得になるということもあるのです。
審査に不安が無い場合や銀行での取引がある場合は取引銀行や、金利の低い地域密着の信用金庫、地方銀行に申込まれると支払う利息は最少で済みますね。
いくらの車を購入するのが良い?マイカーローンの借入額のこと
自動車購入額については返済比率の許容範囲内におさまるようにすることをお話ししましたが、年収がそれほど多くないのに、かなり高額な車を購入する人がいます。属性や信用情報によっては返済比率の範囲を超えていても審査をクリアする場合もあります。
とはいっても月々多額の返済に追われるのではせっかくのカーライフも楽しくありません。しっかりとシミュレーションしてみて、無理のない借入をすべきです。住宅ローンやカードローンでの借入が無い場合は返済比率も当然低くなりますが、車を購入するということは当然維持費もかかってくるということになります。
他にローン返済がなくても家賃や生活費はかかりますよね。その上に自動車ローンの返済とそれに伴う維持費がプラスされるのです。
車は住宅購入の次になるくらいの大きな買い物です。しっかりと返済できるように計画をたてて、借入することが大切です。
頭金や返済期間も考慮し無理の無い自動車購入額を決定しよう
楽しいカーライフを送る為にしっかりとした返済計画をたててマイカーローンに申込むようにして下さいね。