カードローンの審査は確かに気になります。審査がかならず通る銀行系のカードローンがあれば良いのにと思いますよね。かならず通るカードローンが本当にあるのでしょうか。
まず審査はなぜ行われるのかを考えてみましょう。審査の重要性がわかれば、かならず通るという事はありえないとわかりますよね。それでも審査に通る為のポイントはいくつかありますよ。こちらでは審査に通るためのポイントをわかりやすくお話ししています。参考にして下さいね。
審査に必ず通るなんてありえません！
カードローンに申込む時、何といっても気にかかるのは審査に通るかなということですよね。だからといって審査に必ず通るなんて銀行系のカードローンはありえません。もちろん銀行系でなくてもすべての借入には審査はありますよね。
気を付けなくてはいけないのは、審査なし！誰にでも融資可能！ブラックＯＫ！という甘い誘い文句に乗らないということです。このような業者は正規の貸金業者でなく、ヤミ金融の可能性が高いのです。
審査がないのならその方が良いと申込んでしまうと、とんでもない高利での貸付だったり、詐欺まがいの被害に合う可能性もありますよ。充分気を付けて下さいね。
ヤミ金融を見分ける為にチェックしよう！
- 住所と固定電話番号が明記されているか
- 登録番号と貸金業協会会員番号があるか
- ホームページで詳細確認が出来るか
ヤミ金融は所在地をはっきりさせていないところが多いのです。電話番号が携帯電話の番号になっていたりあやふやな場合はヤミ金融を疑いましょう。
登録番号が明記されているか確認して、その更新回数が多ければまずは正規の業者であると考えて良いでしょう。関東財務局長（５）○○○○号などのかっこ内が更新回数です。ここが１の場合は要注意です。登録したばかりの場合もあり、ヤミ金融でも最初の登録は出来る場合があるので気を付けましょう。
ホームページを持っていて、金利や返済についてなど、詳細が確認できる場合は正規業者と考えて間違いないでしょう。簡単なホームページであってもあるかどうかを必ず確認して下さい。加えて口コミ情報なども確認すると良いでしょう、
銀行系という言葉もヤミ金融業者に使われる可能性がある
○○銀行グループとか、銀行名と酷似した名前を使うヤミ金融があるので、注意して下さい。重ねて言いますが審査に必ず通る、誰にでも融資するような銀行系のカードローン会社はありません。くれぐれもヤミ金融の手口に乗らないようにして下さいね。
審査の緩い銀行系のカードローンを探す
それでは審査に心配な場合、審査に通りやすい銀行系のカードローン会社を探すにはどうすればよいのでしょうか。
銀行のカードローンの魅力は第一に低金利というところです。この低金利を実現する為には、顧客の品質も充分に管理して行く必要があるのです。それには厳重な審査が必要となりますよね。
銀行のカードローンの審査が厳しいと言われるのはそういう理由からです。返済能力についてより厳しく審査するのはもちろんですが、過去の金融事故などについてもかなり長い履歴が残るのも銀行の信用情報機関では珍しくなく、自己破産などは１０年も履歴が消えないこともあるのです。
消費者金融会社でももちろん審査は厳重に行われますが、銀行の審査に比べるとやや緩いといわれています。
それでも貸金業法改正以前の消費者金融会社と比べると今は銀行とほぼ変わらないほどの審査状況だと言わざるを得ません。その原因は銀行と比べてもさほど違いのない金利設定にあります。
消費者金融の金利は実質引下げられた！？
貸金業法は貸金業者の為の法律ですが、この貸金業法の大幅な改正が行われたことで、消費者金融のカードローン金利は上限１８％（１０万円未満は２０％）と改正前と比べてかなり低めの設定となっています。これは出資法の上限利息が以前の２９．２％から２０％（１８％）と引下げられたからで、すべての貸金業者はこの上限利息に従う形になりました。
この為、消費者金融でもできるだけリスクを背負うことのない融資を行いたいと考えています。大手銀行と提携した大手消費者金融は特に顧客の品質にこだわるので審査も銀行と同じように厳しくなっているといえるでしょう。
銀行系のカードローンはほぼ似たような審査状況となっているので、その中で多少の違いを口コミなどで確認する必要がありますね。
銀行のカードローンと銀行系のカードローンは違う？
銀行系カードローンというと銀行のカードローンと思いがちですが、銀行系のカードローンの中には銀行と提携し、大手銀行グループとなった消費者金融や、大手銀行傘下に入り、大手銀行のブランド商品としてその名を残している会社などさまざまです。
銀行が直接運営しているカードローンと銀行系のカードローンとは違います。その分審査方法も多少違い、この銀行系のカードローンは審査がさほど厳しくないという口コミなどがあるのでしょうね。
銀行カードローンは実質銀行が直接運営している銀行のカードローン、取引相手は銀行となりますが、銀行系カードローンの中の銀行グループ会社は消費者金融会社が取引相手となります。銀行のカードローンよりも銀行グループのカードローンの方がいくらか審査も寛大なのはこのせいです。
保証会社が信販系や消費者金融系の銀行カードローンを選ぶ
カードローンの審査を楽々クリアする為に必要なこと
銀行系カードローンと銀行のカードローン、そして審査に影響する保証会社についてのお話しをしてきました。審査に受かる為にはまず、どのカードローン会社を選ぶかが大切なことなのですが、たとえ受かりやすいカードローンを選んで申し込んでも、審査に必ず受かるということはないのです。
ただ審査に通るために必要なことやポイントを押さえることで審査をクリアしやすくすることは可能なのです。それでは審査に受かる為のポイントをいくつか挙げてみたいと思います。
- 勤続年数は最低半年以上経って申込むこと
- 申込み時申告書に不備や間違いのないようにすること
- 公共料金や他社請求などの遅延延滞のない生活をする
- 最初は少額の融資希望額を申し出るようにする
- 銀行なら日頃取引のあるメインバンクを選ぶようにする
属性はそうそう自分で変えられるものではありませんが、勤続年数だけは自分で唯一変えることができますよね。がんばって半年以上勤めれば良いのですから。もちろん長ければ長い程信頼できると見なされます。最低のラインが６ヵ月だと思って下さいね。
申告内容の不備や間違いは、故意に嘘をついたと捉えられかねません。充分に注意を払って記入しましょう。勤務先の電話番号をうっかり間違えてしまい、在籍確認が出来ず審査否決となった例もあります。そのようなことの無いように気を付けて下さいね。
銀行のカードローンの場合は総量規制対象外ですが、銀行系カードローンの中には消費者金融会社のカードローンもあります。
また年収の３分の１以内であっても最初は少額の融資に抑えることが審査をクリアするポイントにもなります。
日頃から信用実績を積むことが大切！
少しくらい遅れても支払えば良い、公共料金や携帯電話の利用料金も遅れてあたりまえ、そんな気持ちでいるとしたら、それは大きな間違いです。
そしてその信頼関係を築けているメインバンクのカードローンに申込むというのも一つのポイントです。給与振込などで利用している銀行なら尚更審査にも有利なのではないでしょうか。
