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絶対通る所で借りたい!そんな時こそ気をつけたい4つの注意点

「審査を受ける以上は絶対に通りたい!」誰だってそう思いますよね。失敗は成功の元なんて言いますが、それはキャッシング審査に限っては当てはまりません。

落ちてもまた他で申込めばいいというのでは、余りに楽観的過ぎるというもの。キャッシングでは、落ちれば落ちるほど審査には通りにくくなってしまう傾向もありますから、やはり最初から絶対に通りそうな所を狙うのが正解です。そんな申込みに役立つ4つの注意点をご紹介しましょう。

  • 自分の弱点を知る
  • 正直な申告を心がける
  • 借り過ぎは整理する
  • 安心企業を選ぶ

以上を順を追ってご説明したいと思います。

自分の弱点を知る

あなたはキャッシング審査では通りやすいタイプなのでしょうか?それとも落ちやすいタイプ?まずは自分の弱点を知っておきましょう。

各社の審査基準は極秘事項ですから、外部からああだこうだ判断することにそもそもムリがあるのですが、審査項目のうちどちらの方がよりポイントが高いのかという程度ならば、判断することが可能になってきます。例えばこんな感じです。

  • 正社員 > 派遣社員
  • 年収500万円 > 年収200万円
  • 持家 > 賃貸住宅

しかし問題は、実際にはこのような項目が複数あるということです。この例でも、不等号の左辺の条件の人、つまり「年収500万円の正社員で持家の人」が必ず審査に通り、右辺の「年収200万円の派遣賃貸住みの人」が絶対審査に落ちるとも言いきれないのです。

例えば以下のような人から申込みがあったとしたらどうでしょう?一体どちらの人がより審査に通りやすいと思いますか?

  • 既婚男性、年収500万円、正社員、持家ローン有り
  • 独身女性、年収300万円、派遣社員、賃貸住宅

収入は確かに男性の方が多いのですが、家族もあって住宅ローンを抱えていれば、返済に回せるお金のことを考えると、意外と独身女性の方が余裕があるとも考えられます。

一般に「通りやすい」「通りにくい」なんて言ったりしますが、実際には通るか落ちるかの2者択一しかないのです。ギリギリお情けで通ったとしても、パスしたことには変わりありません。

一般に言われている「審査に通りにくい条件」に自分が多く当てはまっていても、だからといって審査に落ちるとは限りませんし、通ってしまえば結果オーライなんですよね。何も100点満点でキャッシング審査を通過する必要はないのです。

※一般に審査に通りにくいと言われている要件

  • 年収が低い
  • 正社員ではない
  • 勤続年数が少ない
  • 離職率・転職率の高い職種である
  • 収入が不安定
  • 保険証の種類が国民健康保険
  • 持家ではない

上記は利用者の噂レベルなのですが、一般にはこのようなことが審査上は不利になると言われています。しかしこの項目の殆どに思い当たる人であっても、それだけで大手の審査に通らないという訳ではありません。この殆どは曖昧な表現ですし、これだけで全てが決まるとも考えられないからです。

但し、このような審査項目のポイントを知っておくだけでも、審査を賢く通過することが可能になります。例えば国民健康保険が不利だとしたら、運転免許証やパスポートがあればそちらを提出するということも考えられますよね。

また勤続年数の評価が高ければ、ここは間違いなく申請することが大切になります。勤続年数は通年数でなく、入社年月で申請するようになっていますので、年度の間違いなどしないようにしましょう。勤続年数は2年以上になれば問題ありませんが、勘違いで2年を1年として申込んでしまうと、これだけで審査に落ちる可能性もありますよ。

一方で、年収の低さは一般に考えられているほどは重要視されません。200万円0250万円といった最低ラインをクリアしていれば、年収が低いからといって審査に落ちる心配はないのです。主婦パートの方の場合、これ以下の収入であっても、配偶者であるご主人の年収も考慮されます。

職種についてもよく言われていることですが、やはりそれよりも雇用形態や勤続年数の方が重視されていると考えられます。職種だけで申込を諦める必要は全くありませんよ。

正直は最高の属性

それよりも危険なのは、このような一般に言われている評価に左右されてしまい、つい虚偽の申告をしてしまうことなのです。申込書は全て自己申告ですから、少しでも審査に有利になるよう手心を加えたくなってしまうのは分かるのですが、このような嘘は遅かれ早かれバレてしまうと考えて間違いありません。

仮に嘘によって審査に有利になった点があったとしても、それは極々僅かなことに過ぎないのです。しかし嘘がバレた時のダメージは、その何倍以上にもなり得るというのが怖い所なのです。もしも審査通過後、利用中に嘘が発覚すれば、利用停止や全額返済といった措置も考えられます。

このような企業の厳しい対応を見ても明らかなように、嘘をつく人は、その嘘の大小や内容に関わらず、お金を貸す業者にとっては最も避けたいタイプなんですね。自分の属性がどんなに不利に思えたとしても、実は正直こそが最上の属性だと言えるでしょう。

増額への道

また属性が悪いと、大手で申込むには腰が引けてしまって、自分から申込先のランクを落とす人もいますが、そのような必要もありません。ギリギリでも審査に通れば、また可能性が開けてきます。審査に不利といわれる属性の人は、審査に通っても限度額が低い場合もあるのですが、それも増額によって増やしていけるんですよ。

とにかく返済を真面目にやっていれば、必ず限度額を増額できるチャンスがあります。自分の属性はそう簡単にレベルアップすることはできませんが、増額は半年間返済を真面目にしていれば、必ず審査を受けることが出来るようになるのです。

半年間といえば、すぐに借入をしたとして6回返済が済んだ後ですから、毎月の返済を頑張っていればあっという間でしょう。たったのこれだけで信用と借入枠を増やせるんですから、他で借入を増やすよりはずっと安心な方法だと言えます。それに限度額が増えれば金利も下がるという点も見逃せませんよね。

但しここでどうしても問題としなければならないのが、他社からの借入状況なのです。属性において不利な条件があったとしも、これは他の要素でカバーできるのですが、他からの借入についてだけはそういう訳にはいきません。申込時の審査についてもそうですし、増額の審査についても同様なのです。

借り過ぎてないか

他からの借入件数や借入額があることは、キャッシング審査では必ず不利に繋がります。少ない借入額ならば大きな問題はないというものの、今回の申込が2件目以降であるということ自体が、企業にとって不安材料であることには変わりありません。

特に総量規制のことを常に気にかけていなくてはならない貸金業者にとって、借入総額が年収の三分の一を超えてしまうことは絶対に避けなくてはならないことですが、それが自社の借入だけで収まるとは限らないという点が実に厄介なのです。

お金をどこでどう借りるのも勝手ですから、ある利用者が今回の申込の後で、他社で新規申込や増額をする可能性は常にあると考えられます。何があっても1件でしか借りない人もいますが、既に2件目3件目の人ならば、今後も借入額を増やす可能性があります。

そういう人で総量規制の上限に近づいている人には、企業としては貸さない方へ傾くでしょうし、借入額にまだ余裕のある人であっても、他社からの借入のある人に対して企業がリスクを感じることは確実でしょう。

借換えで整理する

そこで他社からの借入が多い方に最適なのが、借換えなのです。特に少額の借入が複数ある方は、借入を無制限に増やさないためにも、2件以上になれば積極的に借換えをお薦めします。

おまとめは返済不能になってから慌てて実行しても、その効果はさほど期待できません。おまとめや借換えは、本来返済が負担に感じる前に、その予防としてやっておくべきなのです。

借換えやおまとめは、それ専用のローンがないと出来ないという訳ではありません。一般のカードローンを借りて、それを他社の返済に充てるというやり方でも構わないのです。銀行を利用すれば、総量規制の対象外になりますのでよりいいでしょう。

通常の銀行カードローンでも、申込書の利用目的の選択項目の中に、借換えに当たるものがあります。

《申込書:利用目的の項目の例》
生活費、飲食・交際費、ギャンブル資金、レジャー資金、冠婚葬祭費、入院・治療費、教育資金、借入金返済金、車の購入・整備費、その他

この中の「借入金返済金」が借換えやおまとめに当たります。必ずしも全ての借入金をまとめなくてはならないという訳ではないのですが、その際も同じ申込書内の、他社の借入状況にはきちんと全ての借入を申告しておかなくてはなりません。

カードローンならば返済が進めば借入可能額に戻ってきますから、将来的にはまた借りることができるようになるというのも楽しみですね。こうして借入件数は3件以下に抑えておけば、審査にはうんと通りやすくなります。大手で絶対通りたいのであれば、2件以下が望ましいでしょう。

借入件数 審査の見通し
3件以内の業者から借入中 大手でも通る可能性あり
4件以上の業者から借入中 大手では通らない・中堅がお薦め

適切な業者を選ぼう

絶対に通りたいという気持ちがあるのは確かなのですが、もしも業者の方から「絶対通る」と言われたら、実はちょっと気をつける必要があるんです。

大手企業や銀行のキャッシングサイトを見てみるとよく分かるのですが、絶対に通るとはどこにも一言も書いていません。一定の条件を満たせば必ず審査は受けることができても、当落については審査が終るまでは誰にもわからないことだからです。

もしも審査前に「絶対通る」と言えるとしたら、それは即ち「審査はしません」と言っているのに等しいことになるでしょう。審査をしないような業者が、まともであるはずはありませんよね。つまり向こうから「絶対通る」と言ってくるような業者は、アブナイ業者だと考えていいということになります。

「絶対通る」と言ってる業者はアブナイ!?
審査に通る可能性については明確にしていない企業の方が安全です!

このような所では先ずちゃんと借りれるかどうかが疑問ですし、借りれた場合にも利息がとんでもない高利になっている可能性があります。またこのような業者は登録業者ではありませんから、取り立て行為だってルールを外れたものである可能性大ですよ。

悪質業者の手口は色々なのですが、年利でなく10日単位で利息をとるなど、通常の業者とは全く異なるシステムだったりします。そのためすぐには分かり難いのですが、年利で計算すると異常な高利であることが判明します。

また一度借りると完済させてくれず、延々と利息を請求されたり、完済しても複数の業者から勧誘が絶えなかったりといったケースもよく見られます。とにかく一度接触すると、なかなか関係が切れないというのも、このような業者の特徴なのです。

絶対に安心できる企業で!

やはり借りるならば、絶対安心できる大手企業がお勧めです。でも様々な事情で、名前の知られた大手以外の業者を検討しなくてはならないこともあるかもしれません。その場合も、やはり大手企業の条件を基準として比較検討すれば間違いありません。

【大手企業アコムの貸付条件】

限度額 実質年利 保証人 担保
1万~800万円 3.0%~18.0% 不要 不要

安心できる企業は、必ず実質年利で表示していることも大切なポイントです。また以下の法定金利上限を超えないということも、登録業者であることの証となります。

借入額 法定上限金利
10万円未満 年利20%まで
10万円0100万円未満 年利18%まで
100万円超 年利15%まで

金利はどこも法律で定められた上限金利を適用していますので、これを超えていると即違反になります。また中小の企業の金利が、一般企業を大幅に下回ることは考えられません。もしもそんなことがあれば、それは嘘の広告だということが分かります。

保証人は大手の場合不要ですが、中小の業者では「原則不要」という表現で、場合によっては保証人を立てる可能性を示唆していることもあります。また大手よりは必要書類が多かったりと、条件がやや厳しくなる傾向もあるのですが、他では借り難くなっている人にも対応可能なのが、このような小規模の企業なのです。

しかし条件的には厳しくても安心して申込めるのは、このような企業が全ての条件を公開しているからに他なりません。警戒しなくてはならないのは、貸付条件を事前に確認できないような業者です。

そのためには、少なくとも公式サイトで詳細を確認できることが、申込の大前提になります。絶対通るという甘い勧誘の言葉には注意して、是非安心できる企業で借入を実現してください。

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