生きていたら毎日必ずお金がなんらかの形で必要になります。全くお金を使わずに生活することは生きている限り、不可能なんですよね。
お金が枯渇すると友人に借りたり、肉親に借りたりすることがあると思いますが、頼まれた方もお金に余裕がないと貸す事は出来ません。そんな時は消費者金融などの金融会社に借りる人も多いんです。
ただ、金融会社も成人した社会人で、毎月収入がある人としか契約しないんですよね。ならば、収入がある未成年で申し込みできるのかという疑問も出てきませんか。
未成年の人だって、金融会社でお金を借りたいなと思う人はとてもたくさんいる筈です。その辺りについて、色々と調べてみました。
要注意!働いていても未成年はNGの金融会社多し!
未成年であっても、成人同様、お金が必要な時って結構あるものです。学生だって普通に生きていれば物欲だってあるのが普通。アルバイトをしていたとしても、それだけではお小遣いが足りない場合も出てくる可能性は否めませんよね。
特に大学に入学して、キャンパスライフにも余裕が出てくると、友人たち一緒に旅行に行ったりする機会も圧倒的に多くなります。このあたりはやはり高校の時とは違うもの。
それ故に色々な経験をする時期でもあります。だからこそ、今まで以上にお金が必要だったりして当たり前なんですよね。お金に余裕が無くなると親に頼み込んでお小遣いを上げてもらったりする人もいるでしょう。
しかしそれもままならない時、恐らく消費者金融などの広告が目に入ると思います。ここですんなり借りられたら有り難いなぁ…こんな感覚に襲われる人も少なくありません。
しかし、残念なことに消費者金融は未成年には融資をしていないのが一般的なんです。
有名所の消費者金融のホームページなどを見ても、借り入れ条件は20歳以上としている所が多いんですよね。
収入があっても難しい現実…
そして、返済のメドがある、つまり働いている未成年であってもやはり、契約は難しいんですよね。
金融会社側から見れば未成年のうちはどうしても責任感があまり無く、例え融資をしたとしても返済を重きに考えないと判断される場合が多いのが現実なんです。
正直、きちんと返済するかしないかはその人の性格上の問題も絡んできますので、18才だから責任感が無いというのも若干違うとは思うのですが、基本的には20歳になってから契約が出来るものと考えておいて下さい。
言い換えれば、例えアルバイトをしていたとしても、成人にならない間はお金が必要になっても金融会社には借り入れは不可能、つまり最終的には親に借りるか友人に借りるのが一番良いということになるでしょうね。
学生ローンの実態!18才から借りられるって本当?!
さて、基本的に働いても未成年は消費者金融などから借り入れするのは不可能という話をしました。しかし!実は一つだけ20歳未満でも借り入れが出来る場合があるんです。
ただし、条件がありまして、学生ローンというだけありまして、学生であることがまず第一条件なんです。
そして、必ずアルバイトなどをしていて返済のアテがある場合に限り、契約できるんです。学生の場合は却って身元がしっかりしているので金融会社側からしたら催促しやすいわけです。
そして、学生ローンは基本的に小口融資が専門です。つまりはせいぜい借りられても50万円までしか借り入れが出来ないんです。50万円ぐらいの借り入れならば、普通にバイトをして頑張って返済していれば、完済することも充分可能です。
これぐらいならばしっかりと返済しようと思う学生が多く、殆どの学生はギブアップすること無く、完済するようです。恐らく、未成年故、他社での借り入れが出来ない分、多重債務に陥りにくいので、完済まで出来る人が圧倒的なのでしょう。
金利が若干高めの設定?!
後、未成年でありながら申し込みできる学生ローンは若干金利が高め設定となっています。学生に金利高めは酷すぎると感じる人もいるかもしれませんが、仮に返済不可能という事態に陥っても金利が高い分、消費者金融側はしっかりと儲かっているということになるんです。
ここで、学生ローンについて誤解があってはいけませんので、改めて記しておきます。
学生ローンは未成年であっても、18才以上の学生、そしてアルバイトなどをして定期的な収入がある人のみを対象としています。
それに該当しない18才以下は契約が不可能な所が圧倒的です。
18才でも利用可能!クレジットカードのキャッシング!
さて、消費者金融系で借りるのは勇気がいるとか、ひょんな事で家族にバレてしまうのではないかと懸念する人も沢山いるでしょう。
もしもお手持ちのクレジットカードにキャッシングサービスが付いていたら、それを利用するという方法もあるんです。
クレジットカードは学生でも持っている場合が多く、中には小額であってもキャッシングサービスが付加されてる場合がよくあります。
クレジットカードの場合は20歳以上でないと作れないと言うことは無く、18才以上ならば利用している人もいるでしょう。
どうしてもお金が必要で、ちょっとだけ借り入れしたいと思う場合は、キャッシング枠内で利用すると便利です。ただし、自分の所持しているクレジットカードにキャッシング枠があるのか、無いのかを把握しておかなくてはなりません。
キャッシング枠が設けられていないクレジットカードであるのならば、幾らATMで暗証番号を入れても借り入れ不可能となります。
クレジットカードも作れるのは18才以上だけ
同じ未成年であっても大学生以上と高校生以下には大きな隔たりがあるということになります。特に金融会社は18才以上、18才未満という枠組みを重要視していますので、現在17才という場合は誕生日を超えてからでないと、申し込みしても無駄な可能性が高くなります。
働いているし、きちんと返済出来るのにと苦々しい気持ちになる人もいるかもしれませんが、ここは一つ金融会社が認める年齢になるまでじっと待つしかないでしょう。それまではアルバイトなどの給料内でうまくやっていくしか方法は無いようです。
申し込む前に確認!危ない金融会社に騙されるな!
さて、お金に困ると藁をも縋る感覚で成人していない自分にも貸し付けをしてくれる金融会社を探す人もいるでしょう。そんな時は上手い文句の囮広告にもひっかかりやすくなります。
お金に困った人が、未成年でも申し込みできるかと尋ねて、即答して出来ますよと言われた人も中にはいるようで、よくよく調べてみたら闇金融だったという場合もありますので、注意しなければいけません。闇金融が貸し付けの対象にしているのは、正規の申し込みに該当しない人達ですので、お金に困り、尚且つ働いている未成年者はターゲットになる可能性が高いんです。
下記の様な謳い文句が書かれた金融会社の広告は出来るだけ避けるようにしてください。
- 絶対に断りません
- 無職でも貸し付けます
- 他社の借り入れが多くても貸し付けます
- 独自審査ですので、貸せます
- 未成年者、相談に乗ります
- 18才未満の方、オッケー!
- ココがダメなら他社では借りられません
- 他件数、問いません
- 金利は3%から!
上記のような言葉が書かれた広告を見たことはありませんか?真っ当な金融会社はせいぜい借りられても18才から。それ以下の年齢で貸し付けを行います、違法じゃありません、金利も高くないから安心して下さいなどといわれても疑ってかかる必要があります。
18才未満でお金が必要なら、バイトを増やして凌ごう
どうしてもお金が必要な時は甘い言葉に騙されやすく、精神的にもグラグラしている時が多いですのでそのような誘惑に乗っかってしまう可能性が非常に高くなります。ましてやあまり人生経験も豊富で無い未成年となると、闇金融業者からしてみれば、赤子の手をひねるより簡単に騙すことが出来るでしょう。
闇金融や違法業者に個人情報を開示して、お金の借り入れをしたら最後、最悪の状況が待ち構える可能性がありますので、あまりにも美味しい情報に惑わされないようにしなければなりません。
最終的には周りの人達をも巻き込んでしまう可能性が非常に高くなりますので、どれだけお金に困ってもその辺りだけは足を踏み外さないようにしなければなりません。
どうしてもお金が必要ならば、アルバイトをもう少し増やすか、身内に貸してもらうかして、その場を凌ぐようにしてくださいね。