前から欲しかったものがあったり将来のためにお金が必要になることは誰にでもあります。そのためにコツコツ貯金をしたり日々の生活費をセーブしたり。さまざまな方法や努力を重ねて欲しかった商品を買ったり、毎月のやりくりをしているひとがほとんどだと思います。しかし、どんなに気をつけていてもお金に関する問題は突然発生したりするものです。
例えば予期せぬケガや病気で治療費が必要なんてことは誰にでも起こり得る状態だと言えます。そんなとき、お金がなかったら満足に治療を受けることが出来ない可能性もあります。それだけ生活の中でお金は大切なものであると思います。
銀行や消費者金融カードローンは数あれど
お金がないときに頼りになる銀行や消費者金融はたくさんあります。日々の生活の中のちょっとした出費に向いているキャッシングプランや住宅ローンやカーローンなどちょっと大きな買い物向けのローンもあり、その種類はさまざまで銀行でも消費者金融でも、いろいろなプランを選ぶことができるようになりましたね。
今、銀行や消費者金融で主力商品とも言えるのがカードローン。手軽に審査が完了するというCMはテレビでもよく見掛けます。
キャッシングやローンに審査はつきもの
カードローンに限らず、キャッシングをするにはCMでも言っている通り審査が必要です。審査を受けるためには申し込みの段階でさまざまな書類提出や条件をクリアしていく必要があります。銀行や信用金庫などの金融機関や消費者金融などの貸金業者によってその条件も多岐に渡ります。
しかし、その中での絶対条件と言えば「20歳以上で安定した収入があること」です。これはインターネットなどでどこの申込条件を見ても必ず書いてあることですね。キャッシングをするには収入があることが必須項目です。しかも重要なのは安定した収入なのです。
サラリーマンばかりがキャッシングの利用者ではない
安定した収入を得ているひとにどんな職業をイメージしますか?公務員やサラリーマン、最近では勤続年数が長ければアルバイトやパートでも、かなり安定していると言えるでしょう。特に基本給が設定されている会社に勤めているひとは、問題なく毎日健康に働いていれば収入は保障されています。
しかしキャッシングを申し込みたいと考えているひとすべてが会社勤めのひととは限りません。自身で会社を立ち上げたり経営をしている所謂「個人事業主」のひとたちも、お金が必要になることが例外なくあるのです。
こういった個人事業主の場合、カードローンは申し込めないと考えているひとたちが多いと思いますが、実は「個人事業主向けのカードローン」というものがあるのをご存知でしょうか?
個人事業主を対象としたカードローン3社
個人事業主でも申し込みができるカードローンを取り扱っているところと聞くと、あまり名前を聞かないような会社なのでは?と思いがちですが、実はよく知っている銀行や大手消費者金融が取り扱っているので安心です。特に有名な会社をご紹介したいと思います。
1万円から借りることができる「アコム」
まずは、有名な大手消費者金融のひとつ「アコム」です。「はじめての♪」というCMソングがおなじみのアコムには「ビジネスサポートカードローン」という商品があります。これが個人事業主を対象にしたカードローンです。
融資可能金額は二通りあり、1万円から100万円のものと、100万円から300万円があります。どちらの金利も12,0%からで、それぞれ18,0%と15,0%が最大です。一般向けのカードローンと同じく担保を用意する必要はありません。また、つかいみちも自由となっているキャッシングです。
個人と法人で分けられるのは「アイフル」
次に紹介するのは、またまた有名な消費者金融の「アイフル」。コンビのお笑い芸人がやっているCMも有名ですね。そんなアイフルにあるのが「ビジネスアイフル」。個人と法人で借りることができるプランがあることが特徴です。個人で融資可能になる金額は最大250万円、法人だと300万円というかなりの大口です。ですが、こちらも担保の必要がないので、困ったときに安心ですね。
銀行系カードローンなら「レイク」
消費者金融ばかりではなく銀行系カードローンももちろんあります。「株式会社新生銀行カードローン・レイク」です。こちらは個人事業主向けというものでカテゴライズされているわけではなくフリーローンで対応してくれます。銀行系なので消費者金融の2社よりも融資可能金額が大きく最大で500万円です。大きな金額がどうしても必要になったときに頼れるカードローンと言えるでしょう。
お金に関する問題は大手を選ぶ方が安心
今回、紹介した3社は銀行を含めた非常に有名なところでした。このほかにもインターネットなどで検索すれば、いくらでも条件に合った会社が見つかるでしょう。大切なのはどんな用途でどれほどの利用するのかという明確な目的に合った会社に申し込むことです。しかし、いくら希望に沿うような会社でも名前がまったく知られていないようなところを選ぶより、大手で名前が浸透している会社を選ぶ方が安全で安心と言えるでしょう。
理由は有名で大手であればサポートも充実していて、急なトラブルや予期せぬ事態に迅速に対応してくれるからです。お金に関わる問題を発生させてしまうひとはお金の使い方などが上手にできなかったりする場合が多いので特に慎重に事を進めていくようにしましょう。また、この会社を選んでも大丈夫かというリサーチは必須です。
審査は厳しくても返済条件や負担は一緒
また、自身の経営状態が危うくなく上手くいっているということを証明できれば、審査に通ることができる可能性は高くなります。仕事を始めて3年間問題なく経営が安定していたり確定申告が青色申告であったりすることが条件といっても良いでしょう。他社の消費者金融での借り入れがないなどというのも重要です。
「返済能力」があってこそのキャッシング
ついつい、お金を借りることができるか。それはどのくらいの金額を融資してもらえるのか、ということを考えてしまいがちですがキャッシングに大事なのは返済能力です。実際に個人事業主が審査に通過するのが厳しいと言われている理由のひとつは返済能力の確実性が問われるからです。しかし、それはサラリーマンでも返せないほどの金額を希望すれば審査に通過することはできません。
どの銀行どの消費者金融でも大口のキャッシングが可能であるなら、ひとの心理としては必要のない金額まで借りてしまいがちです。しかし、本当にキャッシングというシステムと上手に付き合っていくためには、必要なお金と返すことのできる金額を見極めることが必要です。
現在は貸金業法など法律で利用者が返済に困らないようにと規制を設けてありますが自身の身を守ることができるのは結局は自分。お金を借りるということに責任と自覚を持つということもキャッシング条件のひとつと考えましょう。