若者の車離れが広がっていると言われていますが、それでも結婚して家族が増えればマイカーは必需品となります。しかし、銀行や信販会社が取り扱っているマイカーローンは金利が低い分、審査が厳しく、保証人を必要とする場合もあります。
やっぱり車を持つのは無理かもとあきらめる前に、カードローンで車を購入する方法を検討してみてください。
自動車ローンの種類と特徴
通常私たちが車を購入する際には、一括ではなくローンを組んで購入することになります。車のローンは一般的に車を購入する販売店と契約するディーラーローンと、銀行が取り扱っているマイカーローンがあります。
ディーラーローンを利用するのが最も手っ取り早いのですがディーラーローンのデメリットはローンを完済するまで車の所有権は販売店にあるということです。
これは購入する車を担保にローンを組むことになるためです。金利は7%~8%というのが一般的です。
ディーラーローンは車を担保にするため銀行のマイカーローンよりも審査が緩いですし、融通が利きます。申込の手続きも販売店が行いますので、とても手間がかかりません。
販売店は提携しているディーラーローンをできるだけ利用してほしいと考えているので、よい条件で借入ができるのです。ただし、一般的に銀行のマイカーローンに比べると金利が高めです。
一方、銀行のマイカーローンは軒並み金利が一桁台となります。しかし、金利が低い分審査は厳しく、時間もかかります。すぐに車が欲しい場合でも審査から借入まで時間がかかることを予め覚悟しておきましょう。
銀行のマイカーローンとディーラーローンを比べると、その利息の差は数十万円に上る場合もあります。銀行カードローンに興味がある方は、情報を収集し、商品の比較をしましょう。ただし、金利だけでなく、保証料や利用条件などを確認することも大切です。
車は決して安い買い物ではありません。借入が高額になる分、審査は厳しく、もしかしたら銀行のマイカーローンにもディーラーローンの審査にも通らないことがあるかもしれません。
もしそうなったら車をあきらめるしかないのでしょうか?そんなことはありません。カードローンで車を購入するという手段もあります。
車の購入にカードローンを利用するメリット
車の購入にカードローンとは意外と思われるかもしれませんが、カードローンを利用するメリットはいくつかあります。
審査が緩い
銀行のマイカーローンやディーラローンの審査に通らなかったのは属性が弱い、あるいは信用情報に問題があることが原因だと思います。自動車ローンに比べるとカードローンは審査が緩い傾向にあります。
自動車ローンがダメでもカードローンなら審査に通る可能性は高いです。
審査が早い
理想の車をみつけても審査に時間がかかっては誰かに購入されてしまうかもしれません。マイカーローンに比べてカードローンは審査が早いのが特徴です。
WEBで申込を行い、即日融資というのが一般的になりつつあります。
使い道が自由
目的が限定されたマイカーローンに比べ、カードローンは使い道が自由です。
もちろん車の購入費にあてることもできますし、免許取得の費用、車のパーツの購入費、車検の費用などにも充てることができます。
新車だけでなく、中古車の購入も可能です。ただし、事業資金や投資目的には利用できません。
書類が不要
銀行やディーラーのマイカーローンを組む場合には、見積書や売買契約書などの書類が必要になります。審査のために収入を証明する書類なども必要です。これらの書類を取得するためには役所や勤務先に申請しなければならないので手間や時間がかかります。
とても手軽に借入できるのがカードローンなのです。
もちろんデメリットもある
ここまでカードローンのメリットについて説明してきましたが、もちろんデメリットもあります。最大のデメリットは金利が高いことです。
金利 | |
---|---|
銀行のマイカーローン | 1%~3%台 |
ディーラーローン | 4%~7% |
銀行カードローン | 14%~15% |
消費者金融カードローン | 17%~18% |
表を見るとその金利の差は歴然としています。車を購入するためにはある程度まとまったお金を借入する必要があるので、利息による負担も大きくなります。
できるだけ支払う利息を抑えるためには、まず頭金を貯めて足りない分を借入するなど借入額をできるだけ低くおさえる工夫が必要となります。
もう一つのデメリットは借入額が希望額に満たないことがあるということです。車購入費用満額借入れしたくても審査によって限度額は決められてしまいます。その場合、足りない分は自己資金で補てんしなければなりません。
カードローンで車を購入する際には、ある程度自己資金が必要だと考えた方がいいでしょう。
カードローンで車を購入するなら低金利の銀行カードローン
カードローンで車を購入するなら、消費者金融よりも金利が低い銀行カードローンを選びましょう。銀行カードローンは総量規制の対象外ですので、限度額を制限されません。
銀行カードローンは都市銀行や地方銀行など多数ありますが、今回おすすめしたいのは近年人気急上昇中のネット銀行です。ネット銀行は店舗を持たない銀行のことで、その分金利が低いのが特徴です。
ネット銀行の中でも金利の低さで注目の住信SBIネット銀行のカードローンMR.カードローンをご紹介しましょう。
驚きの低金利!住信SBIネット銀行MR.カードローン
マイカーローンなどの目的別ローンには及ばなくてもできるだけ低い金利で借入したいというのが利用者の正直な気持ちだと思います。とにかく金利の低さを重視するならば、住信SBIネット銀行のMR.カードローンをおすすめします。
金利 | 限度額 | 返済方法 |
---|---|---|
1.99%~14.29% | 1000万円 | 残高スライドリボルビング返済 |
MR.カードローンには限度額最大1000万円のプレミアムコースと限度額最大300万円のスタンダードコースがあります。コースは審査によって決定されるもので自分で選ぶことはできません。
MR.カードローンの特徴を見てみましょう。
業界最低水準の金利
MR.カードローンはとにかく金利が低いのが特徴です。プレミアムコースの利用で、さらに引き下げが適用されると最小で1.99%という金利が実現します。
SBI 証券口座保有登録済のお客さままたは住宅ローン残高があるお客さまは金利の引き下げが適用されます。
審査から借入までスピーディ
WEBで簡単手続き
限度額300万円までであれば、収入証明書の提出が不要で手軽に申込ができます。
WEBで申し込みを行い、必要書類はスマホや携帯から送ることができます。
申込資格と申込の流れ
申込資格
- 申込時年齢が満20歳以上満65歳以下であること
- 安定継続した収入のあること
- 外国籍の場合、永住者であること
- 保証会社の保証を受けられること
- 住信SBIネット銀行の普通預金口座を保有していること(同時申込可)
申込の流れ
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仮審査
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仮審査結果
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収入証明書の提出(限度額300万円を超える場合)
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本審査
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カードローン口座開設
返済は残高スライドリボルビング方式となり、前月末時点の貸越残高に応じて毎月の返済額が決まります。例えば貸越残高が2,000円超10万円以下の場合は2000円、10万円超20万円以下の場合は4000円、20万円超40万円以下の場合は6000円となります。
返済は指定口座より毎月5日に引き落としとなります。その他にも随時余裕があるときには返済が可能です。
自動車ローンがダメでもカードローンで車が買える!
よほど裕福でないかぎり車を購入する際にはローンを組みます。自動車ローンには銀行のマイカーローンと販売店のディーラーローンがあります。どちらも金利は一桁台です。
しかし、金利が低い分、審査が厳しく、信用情報に問題があったり、その他の借入があると審査に通るのが難しくなります。そんなときは車をあきらめるのではなく、カードローンを利用して車を購入するのはどうでしょうか?
審査が緩い、審査が早い、使い道が自由、必要書類が少ないなどのメリットがある一方で、金利が高いというデメリットもあります。
おすすめはカードローンの中でも金利が最も低い住信SBIネット銀行などを始めとするネット銀行のカードローンを利用することです。またある程度頭金を貯めてからカードローンを利用することで、借入額をできるだけ抑えることで返済の負担を少なくすることができます。
工夫次第ではカードローンを利用して理想の愛車を手に入れることができるはずです。